Pushはアップグレード可能です。Pushにプロセッサーが搭載されていない場合は、アップグレードキットを使用して、スタンドアロン楽器として動作するために必要なすべてのコンポーネントをインストールしてください。

Upgrade Kit

アップグレードキットとは?

アップグレードキットは、プロセッサーを搭載していないPush 3をスタンドアロン楽器にするために使用します。スタンドアロンコンポーネントを装着することで、プロセッサー付きで購入したPushと全く同じ状態になります。

アップグレードキットの価格はUSD 1049.00で、2023年後半に発売予定です。

箱の中身は?

アップグレードキットには、Push 3スタンドアロンコンポーネント(Intel® 11th Gen Core™ i3-1115G4プロセッサー、8GB RAM、256GB SSDハードドライブ、リン酸鉄リチウムバッテリー、ヒートシンク)が含まれています。またネジ、ドライバー、バックプレートリフターおよび保護マットが付属します。

Intel® NUC Compute Elementは、プロセッサー、RAMメモリ、WiFiを組み合わせたものです。Intel®プロセッサーとしては初めてPushに対応したモデルであり、将来的にはより強力なバージョンへのアップグレードが可能です。

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スタンドアロンでの音楽制作

コンピュータから離れ、より集中したクリエイティブなヘッドスペースへ。サウンドを構成する楽器、声、エフェクトを直接Pushに録音し、外部シンセサイザーをコントロールしましょう。Pushは、スタジオやステージでラップトップを使わないセットアップの中核を担います。

Push製品比較

双方向へのセット転送

スタンドアロンモードでクリエイティブな作業をした後、WiFiを使ってセットを直接コンピュータのLiveに送信し、より詳細な作業を行うことができます。Liveで作業するときはネイティブデバイスにこだわり、プロジェクトをPushに戻して演奏できるほか、スタンドアロンモードによる創作活動の継続も可能です。

Pushの技術使用を確認する

わからないことがあるときは?

アップグレードキットの詳細とトラブルシューティングのヒントについては、ナレッジベースをご参照ください。

Push 2をアップグレードして、スタンドアロンの楽器として使用することはできますか?

Push 2をアップグレードすることはできません。

Pushをアップグレードするには電子機器関連の経験が必要になりますか?

いいえ、Pushをアップグレードするのに経験や知識は必要ありません。 アップグレードキットは、誰でも簡単に取り付けられるように設計されています。

アップグレードキットに含まれないコンポーネントを使用することはできますか?

いいえ、Ableton社製以外のパーツを使用するのは危険な場合があります。またその場合、保証が無効になります。 Pushを動作させるためには、4つのスタンドアロンコンポーネントがすべてインストールまたは削除されている必要があります。 一部の部品しか取り付けられていない場合や、バックプレートが正しくネジ止めされていない場合は、Pushの電源を入れないようにしてください。


 

Pushスタンドアロンのコンポーネントをパーツごとに購入することは可能ですか?

いいえ、現時点ではアップグレードキット一式のみ購入可能になっています。 ただし、将来的には、バッテリーやより強力なプロセッサーなど、それぞれのコンポーネントをAbleton.comから個別に購入できるようになる可能性があります。

アップグレードキットはいつから注文できるのでしょうか?

アップグレードキットは2023年後半に購入可能になる予定です。 Abletonのニュースレター に登録して、最新情報を入手しましょう。

Pushとアップグレードキットに関する保証ポリシーについて教えてください。

ableton.comで購入したアップグレードを搭載した場合でも、Pushの3年間保証が変更されることはありません。 ただし、アップグレードキット自体にも購入時から開始される独自の3年間保証があります。 これは最初にプロセッサー非搭載で購入したPushとアップグレードキットのコンポーネントの保証期間が異なることを意味します。

アップグレードキットのコンポーネントでは、プロセッサー、ハードディスク、バッテリー、ヒートシンクが保証対象となります。 アップグレードキットに含まれていないコンポーネントを使用した場合、保証の条件が無効になります。

Abletonの保証は、不適切なテスト、操作、メンテナンス、インストール、またはアップグレードキットの説明書に詳述されている手順以外の変更および修正に起因する損害は対象外となります。